書類は揃ってきた。印鑑も届いた。あとは定款をCD-ROMに焼いて提出するだけ——そう思っていた時期が、私にもありました。
💿 CD-ROMに焼いて出せばタダになる
法務局への定款提出には、じつは2つの方法があります。
- 書類(紙)で提出:収入印紙代として4万円かかる
- CD-ROMで提出:費用は0円
そう、電子データで出せば登録免許税の印紙代が不要になるのです。これはもうCD-ROMで出すしかない。そう決めました。
……が、ここから試練が始まります。
🔍 CD-ROMドライブも、CD-ROMメディアも、手元にない
まず気づいたのは、CD-ROMドライブが手元にないこと。そういえば最近のノートパソコンにはドライブが付いていないのが当たり前になっていました。
次にメディア。CD-ROMを買いに近所の店を何軒か回ってみると——DVDは売っているが、CDが見当たらない。家電量販店でもなかなか見つからない。ネットでは売っているものの、50枚・100枚の大量パックばかり。1枚しか使わないのに100枚来ても困ります。
結局、ヨドバシカメラでようやく5〜10枚入りのパックを発見。695円で購入できました。昔はダイソーで1枚100円で売っていたものですが、時代は変わりましたね。
🖥️ 押し入れからWindows 7マシンを発掘する
メディアは手に入った。次の問題は焼く環境です。
引き出してきたのは、長らく使っていなかったWindows 7搭載の古いデスクトップPC。ほこりをかぶっていましたが、CD-ROMドライブは付いている。これを「定款を焼くためだけ」に起動しました。セキュリティの観点からネットには接続せず、必要なファイルだけを移してCD-ROMへ書き込み完了。
なんとも大げさな話ですが、これが2026年の現実です。
🤔 DVDじゃダメなの?という疑問
「DVDでも大丈夫では?」という話も耳にしましたが、法務局の書類には「電子媒体」としか書いていない。窓口に持っていって「DVDは受け付けられません」となっても困るし、わざわざ問い合わせる手間と時間も惜しい。
USBメモリやSDカードという手もあるにはありますが、上書きできるメディアは信用されにくいという事情もあるようです。書き換え不可のCD-ROMが今でも使われているのは、そういう理由もあるのかもしれません。
まあ、CD-ROMも手に入ったことだし——確実な方法を選ぶのが一番、ということで大人しくCD-ROMで提出することにしました。
💡 気づいたこと
これにて、設立登記に必要な書類がすべて揃いました。
設立日である2月2日に法務局へ提出する準備、完了です。あとは出すだけ。
しかし正直なところ、CD-ROMをめぐる一連の苦労は笑えました。ネットで出せる日が早く来てほしいものです。お役所の手続きのデジタル化、もう少し頑張ってほしいな、と思った1月30日でした。
次回はいよいよ提出当日。2月2日の法務局訪問記です。お楽しみに。


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