1月24日に「タイヤの温度が計れたらいいな」という話をもらいました。2月5日、私はその「動くもの」を鞄に入れて、打ち合わせ場所へ向かいました。その間、約12日間。
⚡ 1週間でプロトタイプ、3日後にはサーマルマップ
最初は「DHT11」という小さな温度センサーで試しました。つなぎ方は簡単で、ESP32(WiFi機能付きのマイコンボード)に刺すだけ。ただし、これは接触型なのでタイヤの表面温度は測れません。「やっぱり非接触が必要だね」ということで次の手へ。
そこで選んだのが「AMG8833」という赤外線センサー。なんと8×8ドット、64点の温度を同時に計測してサーマルマップとして表示できます。ESP32をWebサーバーとして動かし、同じWiFiに接続したスマホのブラウザから、リアルタイムで熱分布が見える仕組みです。

真ん中の小さなセンサーで指のある位置の温度が表示されてる。走行中のタイヤなら表面温度は60〜80℃以上になるはず。どの部分が熱くなっているかが一目でわかります。
🍝 サイゼリアのテーブルで「これ、動くんですよ」
この日はまず法人税の勉強会(商工会議所主催)があり、そのあと近くのサイゼリアで打ち合わせでした。プロジェクターも会議室もなし。でも、実際に動いているものをテーブルに出してスマホを接続すると、それだけで場の空気が変わります。
「これをタイヤの前に向けたら……」「こっちの用途にも使えそうじゃないですか」——そういう具体的な話が自然と広がっていきました。百枚のスライドより、動くプロト一個の方が伝わります。
💡 これ、革命じゃないですか
私、ソフト屋なんですよ。ハードは素人に近い。ハンダ付けも正直、得意じゃない。
それでも12日でここまで来られたのは、AIのおかげです。「このセンサー、どうやって使うの?」「このエラー、なんで出るの?」——全部AIに聞きながら進めました。
「一人+AI」 これ、革命ですよ。ほんとに。
大きな会社なら要件定義だけで数週間かかるところを、12日で動くものを持っていける。知識の壁を、AIがぐんと低くしてくれる。あとは、やるかやらないかだけ。
ハンダ付けが苦手なのは、まだ秘密です。
—
ちなみに法人税の勉強会も、しっかり3時間聞いてきました。そっちも大事。


コメント