【起業日記】第12回:日報をAIに書かせるまでの試行錯誤

起業日記

起業してから毎日書いている業務日報。せっかくだからAIに自動で書かせたい… そう思い立ったのが、この泥沼の始まりでした。

📂 ファイルマップ作戦

まず朝一番に「ファイルマップ」を作ります。これはGoogleドライブ内のファイル一覧を取得するもので、「昨日どのファイルが更新されたか」が一目でわかります。このリストをAIに渡すと、AIが更新ファイルの中身を見に行き、「昨日何をやったか」を読み取って日報を書いてくれる——という仕組みです。理屈の上では完璧です。

😩 AIによって「読めるもの」がバラバラ問題

ところが実際にやってみると、AIごとに読めるファイルの種類が違うという壁にぶつかります。GeminiはGoogleドキュメントは読めるけどPDFは怪しい。Claudeはローカルのファイルは読めるけど、Googleドキュメントはサーバー上にあってローカルにはリンクしか存在しないので読めない。「じゃあどうするんだ」となります。

Claudeが自分で考えてきた解決策が、NotebookLMとの連携でした。NotebookLMを経由すれば、ドライブ上のテキストファイルやPDFも読み込める——とClaudeが提案してきたのです。これは正直、なかなか面白い発想でした。

📝 フォーマットが「覚えてもらえない」問題

もう一つの難関が、日報のフォーマットです。「決定事項・アクションアイテム・プロジェクト別の業務内容・参考リンク」という構成を守らせるために、マスタープロンプトというファイルを作って指示を書いておくのですが、これがなかなか完璧には伝わらない。特にリンクの添付は何度やり直しても崩れることがありました。

さらに厄介なのがアクションアイテムです。AIに判断させると、些細な作業までどんどんアクションアイテムに追加されていく。気づけば「AIに働かされている」状態になります。「これはアクションアイテムではなくただの作業です」という判断は、やっぱり人間がしないといけないようです。

💡 気づいたこと

結論として、日報の100%自動化はまだ難しい。8〜9割をAIに書かせて、最後は自分で手直しする——というスタンスが現実的だと思いました。特に「何が重要な決定で、何がただの作業か」という判断軸は、自分の中にしかないので。AIには書き忘れをなくす点を最大の役割としておこうと思います。

それでも、会社員時代に比べれば日報を書く手間はだいぶ減りました。マスタープロンプトを育て続けながら、少しずつ完成度を上げていくつもりです。


AIに日報を書かせるのは「簡単そうで、やってみると一筋縄ではいかない」の典型でした。でも、その試行錯誤自体がけっこう面白かったりします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました