新しいご相談をいただきました。これからホテルを開業するので、その予約システムを作ってほしいというお話でした。ところが、実際に詳しくお話を聞いてみると、求められていたことは少し違っていました。今回は、そのお話です。
🏨 予約サイトの、その先にある仕事
開業前の施設では、Wi-Fiにつながらない、テレビや会議用の機器がうまく動かない、端末の更新が終わらない、といった困りごとが一度に起こります。ひとつひとつは小さく見えても、宿泊するお客様を迎える現場では、どれも後回しにできません。
さらに海外拠点を持つ企業では、本社のルールや指示を読み取り、現場の設定に落とし込む役割も必要になります。英語が読めることと、Wi-Fi・アカウント・機器設定のどこで詰まっているかを切り分けられること。その両方がそろって初めて、現場の人が安心して仕事を進められるのだと思います。
🔧 「作る人」だけでは足りない
これまではアプリやホームページを作っても、なかなか仕事につながらないことがありました。でも今回の相談を通じて、IT業界で求められているのは新しい仕組みを作る人だけではない、と感じました。
現場に行き、何が起きているかを聞き、原因を一緒に探して直す。必要なら離れた拠点とのやり取りもつなぐ。そんな地道な実作業を担える人も、きっと足りていないのです。
💡 得意なことを、困りごとの近くで使う
現地へ赴く必要はありますが、サイトをゼロから作るよりも、目の前の困りごとを順番に解決していく方が、これまでの経験を生かせそうです。パソコンやネットワークが当たり前に動く状態を整える仕事は、目立たなくても現場の土台になります。
作ったものを届ける仕事から、使える状態を守る仕事へ。ITの関わり方にも、まだいろいろな入口がありそうです。


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