久しぶりに大学のキャンパスへ。エンジン音ならぬモーター音が響く制作現場に、こっちの心拍数まで上がってしまいました。
🏎️ フォーミュラカーって、自分たちで作るんです
知り合いのバイク屋さんのご縁で、某国立大学の学生フォーミュラチームにお邪魔してきました。「フォーミュラ」というのはF1みたいな形をした小型レーシングカーのことで、全国の学生チームが自分たちでマシンを一から設計・製作して競い合う大会が毎年開催されています。かつてはガソリンエンジンが主流でしたが、今はモーター駆動のEV。時代はちゃんと進んでいますね。
製作現場を見せてもらったら、もう圧巻でした。工具と部品が並んだスペースに学生さんたちがわいわい動き回っている。あの活気のある光景を久しぶりに目の当たりにして、なんか体に電気が走りましたよ(比喩です、念のため)。
🌡️ サーマルマップロガーを持ち込んでデモしてきた
弊社で開発した「サーマルマップロガー」のサンプルを携えて、デモをさせていただきました。これはタイヤ表面の温度をリアルタイムで測定・記録するマイコンツールです。具体的には AMG8833 という赤外線センサーを使って8×8のグリッド状に温度を計測し、「タイヤのどこが熱くてどこが冷えているか」を見える化できる、というシロモノです。部品代はトータルで6,500円ほど。意外とリーズナブルでしょ。
学生さんたちと、実際どう使うか・車体へのマウント方法・機能の拡張可能性などについてディスカッションしてきました。タイヤの幅(およそ20cm)をカバーするにはセンサーを10cm程度離して配置する必要があること、前輪後方に取り付けると実戦的な測定ができそうなこと、といった具体的な知見も出てきました。感触はまずまず。「4本タイヤ全部を同時測定したい」「ブレーキ温度も一緒に見たい」といった要望も上がり、次のステップが見えてきた感じです。
💡 ルールの壁と、アドバイザーという立ち位置
ひとつ大事なことをお伝えすると、学生フォーミュラの大会では「社会人が作ったものを車に取り付ける」ことはルール上NGです。なので弊社の立ち位置は「こういうツールを作れますよ」とお見せして、学生さんたち自身が自分で作るきっかけをつくるアドバイザー的なもの。協賛・技術支援という形での関わり方になります。
ソースコードはGitHubで公開しています。興味のある方はぜひ覗いてみてください。
- GitHubリポジトリ:https://github.com/keith-nakama/ThermalMapLogger
久しぶりの大学訪問で刺激をもらいながら、「ひとり+AIでも、こういう形で学生さんたちの役に立てるんだな」と、なんかじんわり嬉しくなった一日でした。次回また呼んでもらえるといいな。


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