AIも二人体制でいこう

なかま活動

8月19日は、ChatGPTのCodexをこれからどう使っていくかを考えていました。これまで私はClaude Codeには課金していましたが、ChatGPTはウェブ版で質問に答えてもらう使い方が中心でした。コードを書いてもらったり、ローカルのファイルを変更してもらったりするところまでは使っていなかったのです。

ところが、8月16日に月額30ドル相当のプランを1か月無料で試せる案内があり、せっかくなのでCodexも使ってみることにしました。Codexは、ChatGPTを使ってローカルファイルを扱いながら、コードの作成や修正を進められる作業環境です。実際に触ってみると、これはかなり便利です。

ひとりのAIに任せると、たまに迷子になる

ただ、便利な反面、「これは少しおかしいのでは」と感じる場面もあります。そこでClaudeに状況を聞いてみると、やはり問題が見つかることがある。さらに「Claudeはこう言っている」とCodexに伝えると、「あ、そうでした」と修正されることもあります。

AIも、いつも一発で正解するわけではありません。ひとつのAIだけに頼ると、間違いに気づきにくくなったり、問題が起きたときに解決の糸口がなくなったりします。そこで、ClaudeとCodexを協働させる仕組みを作ることにしました。

ClaudeとCodexに会議をしてもらう

この日は、ClaudeとCodexに交互に意見を書いてもらいました。これから一緒に作業するとしたら、どんな役割分担がよいのか。自分たちの得意なことや、これまでの記録をどう残し、相手にどう伝えるのか。Claudeが途中まで進めた作業をCodexに渡す場合、逆にCodexからClaudeへ確認を頼む場合はどうするのか、といった内容です。

ClaudeもCodexも、それぞれがスキルやメモリとして記憶しています。ただ、その記憶をお互いに直接参照できるわけではないので、作業手順や検討の経過が共有できていませんでした。結局、プロジェクトフォルダー内に作業方針、作業経過、出力フォーマットなどの共通ルールを保存し、二人がそれを参照しながら作業することになりました。予想どおりの結論ではありますが、私自身も状況を垣間見られるので、今のところはこれでよいと思っています。

一度に結論を出すのではなく、「私はこう考えます」「そこにはこういう懸念があります」と1ターンずつ議論させました。その結果、共有ファイルを共通の記憶として使い、作業の状況や判断を記録しておくのがよさそうだ、という方向にまとまりました。この議論の内容は、あとから確認できるように記録しています。

AIもメインとサブの二人体制へ

考えてみれば、これは人間の技術者が二人で作業するのと似ています。メイン担当が作業を進め、サブ担当が別の視点で確認する。担当者が変わるときは、引き継ぎの記録を読んで続きから始める。AIの場合も、毎回同じ担当者が来るとは限らないからこそ、共有できる記録が大切になります。

AI同士を競わせたいわけではありません。ひとりで抱え込ませず、必要なときにもうひとりが確認できるようにしておく。そのほうが、作業の抜けや思い込みに気づきやすくなります。AIも、少しずつチームらしくなってきました。

まずは1か月、使いながら考える

ChatGPTを今後も有料で使い続けるかどうかは、まだ決めていません。Claudeはこれまで使用量が多く、1か月分を使い切ってしまうこともありましたが、この時期は利用枠が増えるキャンペーンもあり、判断は少し複雑です。

9月半ばごろまでは、できるだけCodexを使い、必要に応じてClaudeにも確認してもらいながら、実際に引き継ぎが機能するかを試してみます。便利なAIをひとつ選ぶだけでなく、組み合わせて仕組みにする。8月19日は、そのための体制づくりを始めた一日でした。


AIに任せる仕事が増えるほど、確認する相手と、引き継ぐための記録が必要になります。ClaudeとCodexの二人体制が、これからどこまで実用的になるのか。しばらく試しながら、ちょうどよい働き方を探していきます。

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